【自転車もキーレス】SESAME(セサミ)サイクルの設定から取り付け。一ヶ月使用して思ったこと。

一ヶ月使用して感じた最大のメリットは解錠より施錠のとき。

玄関にQrio Lockを設置してキーレスの便利さを知ってしまいました。
更に愛車もスクーター(PCX125)もキーレスなので自転車にもキーレスのサークル錠がないのか探していました。

そして見つけたのがこちら。セサミ ロックで有名なCANDY HOUSEの製品。

 

CANDY HOUSEから発売されているSESAME サイクル (ママチャリ)
スマホをNFCタグにかざすか、スマホからの操作で自転車のロックを解錠できます。

本体価格¥3,980 (税込 ¥4,378)と送料600円、合わせて4,978円でCANDY HOUSEのホームページから購入しました。

目次
同梱物
初期設定
純正サークル錠の取り外し
取り付け(パナの電動アシスト自転車は注意)
一ヶ月使用して思ったこと
動画で解説

 

セサミ サイクルの同梱物

同梱物は
・本体
・NFCタグ
・物理キー(2個)
・電池と取付金具

電池はパナソニックのCR123Aが本体に絶縁された状態で同梱。
物理キーは電池切れやなにか不具合あがあったときに通常の鍵として使用します。

取付金具は自転車のパイプ径に合わせてφ13、φ16、φ19の3種類が用意されています。

初期設定は超簡単

初期設定はとても簡単!
※スマホ操作などに関してはAndroid11をもとに書いています。

まずはアプリを商品台紙のQRコードからAndroidならGoogle Play、iPhoneならApp Storeからインストールします。
そしてアプリを開いて"新規デバイス”をタップすると近くのセサミ サイクルがすでに認識されているのでそれをタップして終了。
とてもとても簡単!

ちなみに最近のアプリによくあるユーザー登録などなしで使用できます。

次にNFCタグの登録。
こちらも非常に簡単で、セサミ サイクル設定の画面でNFCタグをかざすだけです。

セサミ サイクルの設定画面。NFCタグを登録しているところ。

セサミ3と同じチップとSesameOS2を搭載している為か反応速度はとても速い。
NFCタグでもアプリの解錠ボタンからでもすぐにセサミサイクルが反応してくれます。

以上で初期設定は終了。

既存のサークル錠の取り外し

取り付けたのは、パナソニック 電動アシスト自転車 ビビ・DX。
※後半で書きますが、この自転車への取り付けは電動工具を必要とする加工が必要でした。(取り付けは苦労の連続

まずは既存のサークル錠を取り外します。

取り外しはドライバーで左右のネジ2本を外すだけ。

最近は時短のためベッセルのコンパクト電動ドライバーをよく使用しています。
通常のドライバーのようにも使えて、面倒なときは電動で一気に回転させます。

2本のネジを外して解錠すればサークル錠が簡単に取り外せました。。

セサミ サイクルの取り付けは苦労の連続

続いてセサミ サイクルの取り付けですが、かなり苦労しました。

他の自転車なら公式ホームページの通りに簡単に取り付けられます。
ただ今回の自転車(パナソニック 電動アシスト自転車 ビビ・DX)には簡単に取り付けとはいきませんでした。

セサミ サイクルは自転車のパイプ(フレーム)に付属の金具で直接鍵を取り付ける設計になっています。
しかし今回の自転車はパイプの台座が邪魔を付属の取付金具バンドでは取り付けることができません。

取付金具バンドを使用せずにそのまま取り付けようとしても、画像のように取付金具バンドを取り付ける金具が邪魔をしてネジが差し込めません。

どうしようもないので、ネジが差し込めるまで邪魔をしている金具を削ることにしました。

使用したのはドレメルのコードレスミニルーター

十数分かけてネジが通るまで削ることができた。

ここでいよいよ取り付け、とはいきませんでした。
ネジの長さが若干足りず締め付ける事ができません。

日も沈みかけてきたので急いでカインズでこちらのネジを購入。
・M5✕20 ピッチ0.8

ようやくこれでセサミサイクルを取り付けることができました。

途中いろいろと苦労しましたが、無事に取り付けることができました。

 

一ヶ月使用してみて

自転車は毎日のように使用しているのでキーレスになって大満足。スマホからの反応もストレスなく速いです。

NFCタグもたまに使うけど、個人的にはスマホからの操作で解錠するほうが楽に感じます。
どちらの場合もスマホを手に取る必要があります。

ただ自分の場合はツーロック(U字ロック併用)なので、結局U字ロックの鍵を持ち歩き解錠時に取り出さなければならないです。
電池切れや万が一に備えてやはりセサミサイクルの物理キーも持ち歩いています。
さらに電動アシスト自転車ならバッテリー交換のために純正のキーも一緒にしておくか、わかりやすい場所に置いておかなければいけないのが若干不便だと正直感じています。

最大のメリットと感じたのはは解錠より施錠のとき。
施錠時に鍵を抜く一手間がなくなるし、鍵をそのまま挿しっぱなしで忘れてしまうなんてことが防げます。

あとデザインで個人的に気になったのは電池が丸見えなこと。
これは電池が見えないデザインのほうが良かったと個人的に思います。
塗装やシールを貼ったり、電池ボックス内に電池を包むように紙を入れるなど簡単な対策はあるのですが。

あとはU字ロックもキーレスのものを導入すれば、車のキーレスのように鍵を出さずに自転車に乗ることができるようになります。
なにかよさそうなキーレスのU字ロックを探さなければ…
以上!

 

2021年04月03日