大型自動二輪への道 一発試験 平針編 2002

2002.09.15(日) 2、010円
大型バイクが中型とどれくらい違うものなのか気になり、平針近くにある練習場?に750ccバイクを乗りに行った。大型免許を取る気になった日でもある。
コース使用料500円+CB750使用料1500円+10税=2010円(30分)
750は初めてでは乗れないということはまったくなく、5分もすればその感覚に慣れてしまう。しかし、トルクの強さはやはいい。
スロットルを大きく回さなくても力強く進んでいく。回転数が400より少ない分エンジンが穏やかな感じがする。750にすぐに慣れたが、自分のもつ400に乗って帰ろうとしたとき、400のトルクの少なさを強く感じた。
*「平針近くの練習場」はもうないようです。2004.7.15追記

 

2002.09.17(火) 2、170円
 自動車学校では時間がかかり、なにしろ約10万円という費用がかかるのでとても通う気にはならなく、平針一発に挑戦することにした。
 朝平針試験場にいき、総合案内に普通自動二輪からの限定解除するにはどうすればいいか聞いた。この日、火曜日はたまたま大型自動二輪の試験を受けるための事前審査の日だそうだったが、受付時間9:10分をすでに過ぎており、それに試験に必要なヘルメット、長袖、長ズボン、グローブとブーツの全ても持ち合わせていなかったので結局この日はあきらめた。
 このまま帰るのももったいないと思い、午前中に行われる大型自動二輪試験の様子を見た。6,7人が挑戦し、1人は波状路で脱輪し試験中止になった以外はみんな完走していた。試験発表までいなかったので結果は不明。
 帰りに試験コース図を購入した。コース図 20円×2枚=40円(売店のおばさんが?間違えて自動車試験のコース図を買わされた)
 自動二輪試験コース図 60円×2枚=120円(なぜか自動車のものより3倍高い)

2002.09.18(水) 2、170円
 昼(仕事の合間)に平針へ再び行く。実は自宅も、仕事場も平針から近い。ちょうど合格発表の時間が近かったので見に行くことにした。結果は普通自動二輪が17名中2人合格。大型自動二輪は5人挑戦したようだが、結果は自分が見逃してしまってわからなかった。

 

2002.09.19(木) 5、995円
 今日は事前審査のある日なので平針に行った。9:10分の受付にぎりぎり間に合い書類を書き提出。その後事前審査がはじまる。事前審査は自分を含め6人いたが、1人は普通自動二輪免許を持っておらず実際にバイクに乗り試験が安全に行えるかのテストをした、自分を含め残り5人はバイクを押しながらS字などを歩き、その後自分でバイクを倒し起こす、そして5人とも事前審査合格。しかし、実際にバイクに乗って審査をした人は不合格。走りはある程度できていたのだが、一時停止無視など交通法規はできていなかった。なにやら試験官の公開処刑なる説教をみんなの前で受けていた。
 事前審査のあとはいっしょに事前審査を受けたなかの一人と話しながら視力検査などの適正検査、そのご試験日や試験の際の注意事項などを聞き解散。試験日は9月30日に決定。10日以上あるがそれまでの試験日はすべて満員。
 平針の帰りに例の平針近くの練習場?で練習することにした。コースが満員だったので少しの間待っていると、自分に話しかけてくる人がいた「今日試験場にいた人ですよね?」。自分はその人が誰か分からなかったが次の一言ですぐに思い出した。「僕今
日事前審査で落ちた人です」...
 実は自分が練習に使いたかった750ccバイクは次も予約が入っていて使えなかったのだが、その予約者は彼のことであった。残りは400ccと125ccしかないので、自分の400ccバイクを試用することにした。コース使用料だけで済むし。
 例の彼と一緒に30分練習したあと急いで仕事に戻った。一本橋と波状路が難しい。特に波状路は自動二輪を取得したときの試験にはでなかった課題なので、どうやっていいのやらよくわからない。そんなわけで、この練習場?のポイントレッスンを今週の日曜日に予約した。
 試験手数料3300円(初回試験分) コース使用料525円
*「平針近くの練習場」はもうないようです。2004.7.15追記

2002.09.22(日) 9、145円
 今日は例の練習場?でのワンポイントレッスンの日である。この日は自分一人だけだったので one to oneレッスンであった。おじさんが教えてくれるのだが、このおじさん右足をけがしていて今日はお手本を見せてもらえることはできなかったが、自分とし
てはかなり内容の濃いレッスンだと思っている。大型自動二輪の試験対策と言うよりは、運転姿勢の見直しレッスンの要素が高かった。
 まず指摘されたのが、自分が力まかせにバイクを転がしているということであった。それと、自分のアクセルワークはデジタル、つまり扱いが急激過ぎると言うことであった。という事で、力任せにならないように、左手はタンクの上、右手のみハンド
ルを持って8字をやらされた。初めのうちはかなりこわかった。手放しでタンデムしているくらい怖かった。しかし、なれればアクセルの力加減でバイクを自然にバンクさせることができるようになり、少しは怖くなくなる。その後はスラロームについて少しだけ説明が終わりレッスンは終わった。
 このあとさらに30分自分のバイクを使い今回のレッスンの復習をかねながらコースをまわった。自分の試験での課題は一本橋と波状路。一本橋はどこでも練習ができるが、波状路は練習場でないと練習できない。試験まであと一週間。心配。
 コース使用料500(30分)×2+バイク使用料(750バイク:30分)1500+ワンポイントレッスン500円(安い)+税150=3150
*「平針近くの練習場」はもうないようです。2004.7.15追記
 練習のあとはバイク屋に行き、将来自分が乗りたいと思っているFZS1000を見てきた。これは1000ccクラスでは一番軽いバイクであり、普段街乗りしている人にとってはとてもありがたいリッタークラスバイクなのである。その重さいはなんとたったの
208kg。ちなみに自分の乗っている400cc(HONDA CB400 SUPER FOUR)は189kgなので19kgしかかわらない。大きさも全長約12cm、幅4cmしかかわらないので、今のバイクに1000ccのエンジンをつけたようなものである。恐ろしいかも。

2002.09.23(月) 9、145円
 タンデムしていて信号待ちでタコメーターを見るとアイドリング回転数が以上に低い。ガス欠寸前だと思いちょうどそこにあったコンビニ(今池)で近くにガソリンスタンドがあるかどうか聞いたが時間が遅いこともありそのときあいているガソリンスタンド
は近くないそうだ。とりあえず自分の知っている一番近いガソリンスタンドへ向けて走るだけ走ろうと走り出した。コンビニから約3km、「あっっやばいっっ!」、エンジンが止まりそう。と、そのとき前方にガススタ発見!ガススタに向けて発進!。。。*ぼこぼこ*鳴らしながらガススタまでなんとか。ガススタに前輪が入った瞬間エンジン停止。給油場所まで押して歩く。終
 それにしても航続距離約300km中、約半分の約150kmをタンデムしてその間いつもより吹かしてたんだけどいつもと同じ位の燃費(19km/l)だったのには驚いた。重さと燃費はあんま関係ないようだ。

2002.09.24(火) 10、245円
 朝平針に行く。前回払い忘れた技能試験車両使用料を払い、そのあと大型自動二輪の試験をみることにした。まず事前調査では6名いて、内一人は普通自動二輪の免許を持っていないということで、テスト走行をした。が、この人この前落ちてた人だ。
 で、走行のあと近づいて行くと、相手もこっちに気づいた。どうやら今回は合格したようだ。*おめでとう*これで一緒に戦えるよ!
 残り5名は大型バイクを押して歩き取り回しができるか、倒れたバイクを起こせるかなのだが。。。一人だけ倒れたバイクを起こせない。警察の格好した試験官(本物の警察なのだが)がいろいろ横からコツを伝授していた。しかし起こせれない。見ていてもすごくかわいそうだったが「不合格」。
 さて問題の大型自動二輪技能試験。11名挑戦し、完走できたのは半分くらいだったかなぁ。
・スラロームでパイロンに当たり「パイロン直してバック!」1名
・急制動で前輪ロックで「バックして!」2名
・波状路で脱輪「はい、バックして!」2名。
 完走できても、パイロンに接触 -20点、姿勢が悪い -10点、足つき -10点、ウィンカーミス -5点、ミスクラクション -10点、ふらつき -10点、リアブレーキロック -10点、一本橋10秒以下 -5点、目視忘れ -10点、エンスト -5点、などなど(点数違うかも)。。。なんだかんだで合格ラインの70点を守れた人はいたのだろうか。平針の壁がだんだん高く思えてきた。しかし!ここまで来て引き下がれないのであった、頑張ります。
 技能教習車両使用料1100円

2002.09.25(水) 10、24
 エンジンオイル交換。最後のオイル交換から約3300km。リッター2700円の高価なオイルでした。気のせいではなく確かに加速中のエンジンがいい音になりました。しかし、エンジンのかかり悪くなった。なんでだろう。そんなもんなんだろうか。

2002.09.27(金) 10、245円
 天気予報では試験日の来週月曜日は雨のようだ。雨の日は特に急制動が心配。試験管からの視界悪くなって細かいミスは見逃されたりするのかな。

2002.09.29(日) 10、245円
 ついに明日は第一回目(何回目まで続くのか?)の試験日である。やっぱり視界悪くなってコース間違えたりしそうなので雨は降ってほしくない。昨日と今日は試験を受けるときの格好(ヘルメット(当然)、長袖、長ズボン、ブーツ、皮手袋)で近所を試験コ
ースと思って走り回った。ヤマハ直営店の人の話では、平針は、筆記試験が全国一難しいのは有名だが、大型自動二輪に関しても全国トップクラスに難しく、わざわざ岐阜や静岡で受ける人もいるそうだ。
 いろいろな情報をまとめると、大体1日に十数人の受験者で受かるのが0人、1人か2人。これは現在で、10年くらい前に受けた人たちの話を聞くと、1日に50人くらい受けて1人受かるか受からないかだったらしい。平成8年から大型自動二輪が自動車学校でも取得できるようになってから大型自動二輪に乗る人が増え、それに伴い試験場での一発試験もそれ以前よりは楽になってきている。昔の人は大型とるのにかなりの練習と苦労をしてようだ。
 しかし、さらに昔のお話になると自動車免許取っただけで大型自動二輪(当時は大型も普通も、小型も区別ない)がおまけで付いてきていた。だからバイクの免許取ったわけでもないのに、お寺の住職さんたちは250ccのスクーター乗りまわしてる。

2002.09.30(月) 15、170円 第1回目技能試験
 失格(指示違反)。べつにウィンカーをださなかったりというわけではない。指示違反とは試験管の指示を無視したということである。試験中にコース間違えたことに気づき、試験官の「コースの間違えに気づいたら間違える前の場所に戻ってください」を
思い出し、外周をまわってもとの場所に戻った。その後走っていると試験官から「戻ってください」って言われて「え?課題ちゃんとできてるし、確認も黙視もちゃんとしてるのにぃ。なぜ?」と思いながらスタート地点へ戻る。そのご試験官の所へ。

試験官:「だめだよぉ。コース間違えたらバイク押して元の場所もどらなきゃぁ」
自分:「バイク押して戻るんですか!?」
試験官:「そうだよ」
自分:(そんなこと言ってないだろぉ)と思いながら「わかりました」
試験官:「スラロームがちょっとねぇ。ニーグリップ甘いよ。波状路はうまかった」
自分:(波状路2回だけ練習して一番自信なかった課題なのに。それにしてもあのスラロームは自分としても失格だった。

 ギャラリーに戻ると他の受験者から「波状路うまかったジャン」。なぜか本当に波状路がうまくできていたようだ。自分ではとりあえず通ったって感じだったが。この日は7人受験(自分1人、バイク便ライダー2人、自動車学校の教官1人、外国人のおじさん1人、その他2人)で、自分の指示違反、スラロームでパイロン接触、急制動オーバーランで3人失格、4人完走した。全員の試験が終わったあと試験管が「まぁ、合格者もいます」。。。もう合格発表かよ。みんなその合格者がだれかは想像できていた。自分の前に走っていた人だ。10:30頃に試験が終わり13:00の発表もでいっしょに試験受けた人たちと話してすごす。
 それにしても落ちてるって分かってる発表を2時間半も待つのはつらいものがある。そして、13時の合格発表。やはり自分の前に走った人のみが合格。2回目の受験だそうだ。今回は自分ともう一人が始めての受験で、それ以外の5人はすでに試験経験者。7回目の人もいた。
 というわけで裏切り者(おめでとう)一人は「すいません」と一言残して合格者のみが入れる免許証用写真撮影室へ向かった。われわれ敗者6名は敗者の集まる場所へ。そこには自動二輪に限らず、大型2種などの実技試験に落ちた敗者達も集まっていた。全部で30人くらい。
 ところでこの日の受験者の中に自動車学校の教官がいた。彼の自動車学校には自動二輪はなく平針に来たそうだ。あと受験者ではないが全国安全競技会の指導員?も見にきていて、受験後にいろいろ話をしてくれた。平針の大型自動二輪が全国でベストクラスに難しいのは本当の話だったらしい。あと裏話として、最近?平針の大型自動二輪の試験中に死亡者がでたそうな。スピード出しすぎで転倒しフェンスに当たり死亡したと。あと、普通自動二輪も持たずにいきなり大型受けた方が止まりきれずにバイクから落ち、バイクはそのままフェンス激突。人は助かったがバイクは入院したと。
 ついでに、白バイの話もしてくれた。白バイ隊員は坂道で止まってそのままバックで坂を下れるらしぃ。一本橋ではバックできるから何分でも何時間でも一本橋の上にいれるらしぃ。
 と、言うことで次回の試験は10月8日。
 技能試験受験料3300円+試験車両使用料1100円+コース使用料(練習場?)525円=4925円

2002.10.01(火) 15、170円
 午前中仕事の合間に平針へ行く(最近良く行くな)。早速試験官がバイクに乗って登場。今日の試験官はかっこよかった。S字を「さすが元白バイ」って感じで*ぶぅ~ん ぶぅーん*って走ってた。いつもはコース点検のためにコースをちんたら点検しながら走ってるだけ。しかも白のカッコいい警察の服。
 で、7人中4人完走。1人合格。今日はうまい人が比較的多いように感じたが、やっぱ厳しいな。今回でどういう人が合格になるのかわかってきた。普通に見て(勿論プロとして見ちゃいかん)「この人うまいじゃん」って思える運転を、最初から最後までミ
スなくできる人が合格している。出足でちょっと手間取ったり、途中で空ぶかしなど目立つことを一度でもやる人は、他がうまくても不合格になっている。もういやだ。

2002.10.02(水) 15、170円
 仕事のあとバイク屋へ行く。最近FZS1000もいいがBANDIT1200Sもいいなと思い始めてきた。そんなところでますます大型に乗りたくなってきた。「大型、大型」と言うが海外に行けば普通のバイクである。ヨーロッパ産やアメリカ産のバイクは日本で言う大型ばかりだ。逆に言うと、日本で普通自動二輪持っても輸入物のバイクには乗れない。なんだか大型自動二輪が本当のバイクの免許で、普通自動二輪免許なんて特大原付免許って感じがしてきた。
 まぁ、狭い道がメインの日本では400ccで十分だが、より余裕をもって快適な走りを得るにはやはり大型の方が好ましい。逆にドイツみたいに制限速度なしの高速道路がそこらじゅうにあるような国では400ccはかなりきついどころか安全さえ脅かされるかもしれない。400ccで実用的な速度はせいぜい130km/hまで。それ以上の速度では余裕のまったくないぎりぎりの走りになってしまう。こんなのでドイツのような高速道路を走るのは危険なんだろう。
 バイク屋ではバイク屋の人とたまたま来ていたお客さんと試験やバイクの話をした。ここでも平針の大型自動二輪合格率が全国でも最低に低いという話が出た。バイク屋の人は静岡で取得したのだが、静岡は逆に全国でトップに合格率が高いそうだ。
 まだ試験は1回しか受けていないが、焦り始めてきた。よく言われている話で「3回目で完走し、7,8回目で合格すればよし」という。まぁ、なんとか早く合格したいものだ。最低でも1桁の受験回数で合格したい。

2002.10.03(木) 15、170円
 今日からは新しいライディングスタイルで走ることにした。今までの力任せの悪いライディングを廃止し、速度を落とし重力でバンク、スロットル回し加速で立ち上がる。まぁ今までが指導員に指摘されたように力任せのライディングといっても200kgもあるバイクを完全に力だけでバンクさせたり、立ちなおしたりをしていたわけではないので、それほど難しくはないがスムーズでもないので次回の試験日までにはスムーズかつ確実にできるようにしなければ。

2002.10.04(金) 15、170円
 今日は練習場?の近くに仕事があったので練習場によってみた。仕事の合間で時間がないので練習はできないが週末のワンポイントレッスンの予約を入れようと思った。そして「明日か明後日ワンポイントレッスンあいてますか?」、店員さん「すいません。明日と明後日はツーリングで休みなんですよ」。次の仕事に向かう。
 夜はヘルメットの掃除をした。そのとき気づいた。このヘルメットの製造日が自分の誕生日と同じであった。いいことなのかなぁ。

2002.10.05(土) 15170円
 今日は練習場で、一速でハンドルフルロック、フルバンクでUターンをする練習をした。フルロックのUターンは普段からしていることだが、1速のフルバンクではなかった。やってみると簡単なようで難しい。1速だとスロットルが敏感になりすぎてデジタル操作の自分にはスロットル操作が難しかった。あとフルバンクもできない。挑戦してもいいが下取りのこと考えるとさすがにやる気にはならなかった。っていうかこれは試験にはでない課題だし。でもスロットルでバンクをコントロールするという基本操作の練習にはなる。それにこの基本をちゃんと身に着けないと変な癖がついたままになってしまう。明日は雨らしいのでやだなぁ。

2002.10.07(月) 17、270円
 昨日は一日中雨だったのでまったく練習ができず今日は仕事のあと練習所?で実際に750使って30分練習した(いつもならケチって自分のバイク乗で走っている:500円/30分)。
*「平針近くの練習場」はもうないようです。2004.7.15追記
 ところで、明日は試験日だが明日受からなければ自動車学校に行くことにした。試験場だと朝8:45集合、9:45試験開始、10:30頃試験終了、そして結果が分かっている合格発表の午後1時まで2時間半も待たなければならない。結局、試験約5分と結果の分かっている合格発表のために4時間以上も試験場にいなければいけない。しかも試験と試験の間が1~2週間ある。いったい8回目で受かったとしてどれだけかかるのやら。
 自動車学校は中部日本自動車学校に行こうかと思っている。ここはとても厳しいらしいが教官は、他の自動車学校の教官の指導をしている超教官なのである。ちなみに自動車学校の教本やビデオはここで作られている。愛知県だけだと思っていたが全国でこの教本とビデオが使われているようだ。自動車学校の名門校というのだろうか。四輪車では日本一卒業が難しいらしい。
 と以上のことをバイク屋の人に話したら中部日本はやはりかなり厳しいらしい。ちょっとびびる。自動車学校の教官は厳しいというが、自動二輪ではさらに厳しくなり、その中でもかなり厳しいところなんて。恐ろしい。でも他に行くよりバイク上達するか。
 ということで、明日は最後の挑戦です。

2002.10.07(月) 17、270円 第2回目技能試験
 今日は自分にとって最後の試験日である。平針に行き受付窓口へ行くと「今日はBコースね」と言われたので嫌な顔をすると、笑いながら「やめるんだったらやめてもいいよ」と言われた。「まぁなんとかやります」と言って試験会場へ行く。そこには以前一緒に試験を受けた人が一人いた。その人と話しながら試験まで待った。今日は9人受験で一人だけ女性がいた。
 自分の番が来たのでバイクに乗る。カーブ、直線、スラローム、坂道発進、踏み切りそしてクランクへ左折するためにバンク、そしてスロットルオン。~ヴぃぃん~... セカンドのつもりがニュートラルではないか。そのままクランクコースから前輪がはみ出てしまう。試験官の所へ行く。

試験官:「ギアーがすっぽ抜けちゃったね。でもこんな感じでやればいいよ」
自分:(あぁ、このまま最後まで行ってれば合格だったのか?)

みんなの試験が終わり試験官が一言「だれか受付でBコースって聞いて嫌な顔してた人いたけど。だれだったけかな?」。。。
(自分のことだ)。
解散した後、試験官の所に行き前回一緒に受けた人と女性の受験者とアドバイスをいろいろ聞く。その後、自分が半分冗談(半分本気)で「もうこうなったら自動車学校行きましょうか。(まだ2回しか受けてないのに何を。。。)」。そしたらその女性は本気で「そうですね。」。そして合格発表までの間に中部日本自動車学校を見に行くことにした。
 次回の試験日は遅くても今月中になると思う。

2002.10.16(水)
 次回試験日が大体決まった。来週の月曜日(10月21日)になりそうだ。3度目の正直ということで今回は確実に合格したい。コースもAコース、Bコースちゃんと覚えたのでだいじょうぶだろう。

2002.10.18(金)
 次回の試験日は月曜日に決定した。今日は練習場で1時間練習した。一本橋は最低15秒前半、最高17.4秒、スラロームは最低6.1、最高5.1秒だった。試験では一本橋10秒以上、スラローム7秒以内なので十分である。一緒に練習していた人から「めちゃくちゃうまいですね」。そう、俺はめちゃくちゃうまいのである。だから2回試験に落ちた。だがもう落ちない。なぜならコースを完全に覚えたからである。ということで次回月曜日の試験に続く。

2002.10.21(月) 第3回目技能試験
 第3回目試験日。トップバッターになってしまった。久しぶりの試験で緊張してるのにさらに緊張してしまう。そして緊張していたせいで無意識のままに試験は終わっていた(本当はそこまで緊張しなかったけど)。自分では結構走れてたと思うが、慎重に走りすぎたかも。さすがに本番で一本橋20秒やスラローム4秒台を狙うようなライディングはできない。しかし急制動で後輪ロックしてエンジン停止。急制動でのエンストは減点されないがタイヤロックは減点されてしまう。まぁ自分で気づいたミスはこれだけだったから特には気にしなかった。それにしてもロックしたにもかかわらず停止線のかなり前で止まることができた。
 で試験後試験官のところへ行く。

試験官:「どうでした?」
自分:「めちゃくちゃ緊張しました」
試験官:「そのせいか知りませんが急制動で後輪ロックしてたけど気づきました?」
自分:「はい」(エンストまでしたんだで気づくに決まっている)
試験官:「あとは良く走れてましたよ。安全確認も良くできてました。それでは戻って待っていてください」
自分:「ありがとうございました」

 相変わらず試験発表まで時間がある。テレビで探偵ドラマを見て時間をすごした。そして結果発表...電子掲示板に合格した人のみ受験番号の下二桁が出る。自分の受験番号の下二桁は01(トップバッターなので)。んで電子掲示板に合格者番号が出る...と01発見。ついに合格!

2002.10.22(火)
 早速バイク屋にBandit1200sを取りに行った。そしてCB400 SUPER FOURはバイク屋に没収(下取)。ちなみに今日は100kmほど走った。初大型バイク公道走行の感想は400ccとは違う乗り物のように速い。頭の中で「現在40km/h」でもメーター見ると60km/h。加速感が全然なく知らない間にスピードでて周りにいた車がずっとうしろにいる。CB400で60km/hの時のエンジンは約3800回転、それが1200ccだとたった約2000回転。2000回転というとアイドリング+α。アイドリングの回転数を少し上げるだけで60km/hでてしまうのだから恐ろしい。早くこのスピード感覚になれなければ。
 さらにうれしいことに免許証がゴールドになった。

*「平針近くの練習場」はもうないようです。2004.7.15追記

 

 

2019年03月01日